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純金色のサナギ−オオゴマダラ
オオゴマダラの幼虫は毒をもつ食草「ホウライカガミ」を食べることで、天敵から身を守ります。
オオゴマダラは自分が毒のある蝶であることを誇示するために、ゆっくり飛ぶと言われています。
その毒蝶のサナギがこんなに美しいのは意外な感じがします。 こんなサナギでもさすがに変態したてのころは金色でなく、2〜3日で輝きだします。
写真は本部町の琉宮城・蝶々園で撮影いたしました。
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幼虫の時から光る − オオシママドボタル
石垣島や西表島、竹富島などの八重山諸島では、地面をはっているくせに光る虫を10月から1月頃に見かけます。 これはきっとホタルの幼虫に違いないと勝手に思い込んでいましたが、大当たりでした。
冬のホタルのオオシママドボタルの幼虫です。
夜は光るので見つけやすいのですが、注意して探すと昼間でもよく見つかる幼虫です。
カタツムリの「ウスカワマイマイ」を食性としているそうです。
しかも成虫で光るのはすべてオスでメスは幼虫の時しか光りません。 しかも成虫のメスは羽が退化して飛べません。 それでもオスはメスの発する匂いの性フェロモンでめでたく交尾するそうです。
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ヤンバルテナガコガネ
国内野生希少野生動植物種にして国指定天然記念物です。
とにかく手が長い。
からだの大きさは約6cm程度なのに、手は8cmにもなるそうです。 寿命は沖縄的に長生きで3〜4年は生きます。
幼虫はイタジイなどの老木の樹洞内に堆積物を食べます。 最近では密漁により、急速に少なくなっています。 このコーナーを担当している私は沖縄のやんばるの森をよく歩くのですが、まだ遭遇したことはありません。
写真は本部町博物館に展示してある写真をデジタルカメラで写したものです。
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ヤンバルクイナ
5月ごろの繁殖期によく、車に轢かれたヤンバルクイナという記事で新聞を賑わす鳥です。 ホームセンターではヤンバルクイナの救命施設の床材のレンガを販売して、自分のサインをして寄付するという取組みもなされています。
県道や農道を走るのが特に好きというわけではないと思いますが、この鳥の全体数のうちの事故にあう割合は大変高いと思われます。
1981年に新種として発表されました。 昭和57年に国指定天然記念物となりました。
泣き声は「ケッ、ケッ、ケッ」となくそうです。
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与那国馬
背丈が110cmほどしかない日本一小さな馬が沖縄に生息しています。
日本の最西端、沖縄の与那国島の在来種です。
性格は温厚で人に馴れやすく、自閉症などの人のためにアニマルセラピーで活躍しています。
昭和44年に町の天然記念物に指定されました。
見ているだけでは物足りない人は「ゆうゆう広場」で与那国馬保存会が乗馬コーナーを設けています。 広場内で乗る入門コーナーからトレッキングコーナーまであります。
ぜひ一度、日本一小さな馬の乗馬にチャレンジしてみてください。
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